「栗田式 奇跡の速読法」


(前書きより)
 栗田式速読法(Kurita's Super-Reading-System)は1987年に提唱された能力開発法の体系である。
 この体系は人間の情報処理の仕組み(知性のパラダイム)を変革し、知的機能を総合的に高めることを目ざして構築された。
 そこには東洋医学、西洋医学のエッセンスに加えて、知的効率を高めるための独自な新しい技術が導入されており、運動系、自律系、感情系、心象・感覚系、言語系、潜在系の6領域を個別に高める訓練を実践する。
 本書では、受講生から得られた膨大な定量的データの一端を要約して紹介するとともに、新たな成果として、講習中におけるイメージ能力の進歩を示す資料のうち、受講生が描いた樹木図も提示する。
 これらすべてを総合した議論を通じて、栗田式速読法の訓練が創造性開発の新しい技法となっていることも示唆したい。
 本書を通じて、読者の知性に対するとらえ方が変革され、新しい発想に基づいてこれからの知的情報生活を送ることができるようになられることを祈る。


PHP研究所。1997年初版。
定価:1,200円(税込)。


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